保育園というところは、対象が幼少期の児童でありますので、見る側の立場としては、それなりの目線で指導しなければなりません。当然保育士の方が必要になってくるわけですが、その職種以外に児童の看護という立場で看護師も職種としては必要不可欠な存在となってくるのです。別に具合が悪いことではないのになんで必要なのという疑問が湧き出てくることになります。確かに病気やけがの子がいるわけではない健康な子供の集まりなのになんで必要なのということになってきますが、病気の予防という見地から看護師の存在が重要になってきます。児童を看護することが目的ですが、特にこういった施設では感染症の予防を徹底することが大切になってきます。看護師ならではの知識の情報を保護者等に共有化することや、オンタイムでの状況把握等も仕事の一つになってきます。つまり、感染症に対して、その状況に応じて的確な判断を行う、そして実行する、このことが基本的にすべき事柄なのです。また、子供の特権であります怪我についてですが、これも即座に的確な判断を取り行うことが絶対的に必要になります。事故発生直後の十分な応急措置がその患者の生と死を分けると言っても過言ではありません。このように考えると看護師としての仕事はいくらでもあると言ってもいいくらいです。
保育園の日常は、ケガの対処なんです。ずっこけたり、ころんだり、落ちたり、挟まったり、なんで??どうして??の連続。小さなケガの対応で追われます。そんなときに看護師の存在が大きい。大型保育園では、もう、、何人も医務室へこどもが来ますから正看護師は常に二人がかり。状況に応じて医師・保護者への説明が要るので重要な存在なのです。
そんなとき、虐待か?という緊張が走ることもあり保護者との対話はさらに神経がいります。よくよく観察しないと間違ってしまい大変な騒ぎになっては裁判沙汰になりかねない。怖いですよーーー。だから、専門家がきちんと対処しないといけないのです。保護者との信頼関係は保育園にとっては最重要課題です。